@lanitech/pi-ja0.1.1
Japanese localization pack for the Pi coding agent: Japanese system prompt rules, Japanese UI labels, and Japanese design-doc templates.
Untested on omp
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Readme
pi-ja
コーディングエージェント Pi を、日本語で使うためのパッケージです。
Pi はオープンソース(MIT)のコーディングエージェントです。pi-ja を入れると、AI の応答・コードのコメント・コミットメッセージ・設計書が日本語になり、画面の表示も日本語になります。
pi install npm:@lanitech/pi-ja

pi-ja でできること
| 機能 | 内容 | |
|---|---|---|
| 1 | 日本語で作業するルール | 応答・コメント・コミットメッセージ・ドキュメントを日本語で書くルールを、システムプロンプトに追加します |
| 2 | 画面表示の日本語化 | 起動画面、操作のヒント、作業中の表示、操作の一覧を日本語で表示します |
| 3 | 日本語の設計書スキル | 要件定義書・画面一覧・データ設計を、日本語の雛形に沿って作ります |
入れたあとは Pi を起動するだけで使えます。設定は要りません。
1. 日本語で作業するルール
Pi が AI に渡すシステムプロンプトに、日本語で作業するためのルールを 1 つのセクションとして追加します。
| 対象 | ルール |
|---|---|
| 応答 | 日本語の「です・ます」調で書く。前置きや定型の謝罪は省き、結論から書く |
| 原文のまま残すもの | 関数名・ファイルパス・コマンド・エラーメッセージ・ログは訳さない |
| コード | 識別子は英語。新しく書くコメントは日本語で、「なぜそうしたか」を書く。既存ファイルのコメントが英語なら英語に合わせる |
| コミットメッセージ | リポジトリに規約があればそれに従う。なければ fix(auth): ログイン後にリダイレクトされない問題を修正 の形にする |
| ドキュメント | 設計書・README は日本語。日付は YYYY-MM-DD、英数字は半角 |
既存のプロジェクトの規約は上書きしません。 プロジェクトの AGENTS.md / CLAUDE.md や、ユーザーが指示した内容と違う場合は、そちらを優先するようにしています。英語で話しかけた場合は英語で返します。
追加しているルールの全文は /ja rules で確認できます。
実際の応答の例
「このリポジトリの構成を説明して。そのうえで README の改善を1つ提案し、その変更のコミットメッセージ案も書いて」と頼んだときの応答です。説明は「です・ます」調の日本語で、ファイル名はそのまま、コミットメッセージは docs(readme): 〜 の形で返ってきます。

2. 画面表示の日本語化
起動画面の操作ヒント、作業中の表示(「作業中(escape で中断)」)、思考ラベル、ステータス行を日本語にします。
導入前

導入後

画面左下に「日本語」と出ていれば、日本語モードで動いています。
操作の一覧を日本語で見る
/ja keys で、キー操作の一覧を日本語で表示します。キーの割り当てを変えている場合も、自分の設定どおりに表示されます。

3. 日本語の設計書スキル(ja-design-docs)
開発前の設計書を、日本語の雛形に沿って作るスキルです。
| 文書 | 主な項目 | 出力先 |
|---|---|---|
| 要件定義書 | 背景と目的、対象範囲、利用者、業務の流れ、機能要件、非機能要件、外部連携、確認事項 | docs/requirements.md |
| 画面一覧 | 画面 ID と URL、画面遷移図、画面ごとの入力項目・操作・エラー文言 | docs/screens.md |
| データ設計 | ER 図、テーブル一覧、テーブル定義、コード値、データの保持期間 | docs/data-model.md |
作り方のルールもスキルに入れています。
- すでに設計書があれば、新しく作らずにその文書を更新する
- コードやスキーマから分かることは先に埋め、推測では埋めない
- 分からない項目は「未定:〇〇を確認」と書き、最後にまとめて質問する
- 要件 ID(
REQ-01)・画面 ID(SCR-01)・テーブル名を 3 つの文書でそろえる - 図は Mermaid で書く(GitHub でそのまま表示されます)
使い方は、そのまま頼むか、スキル名を指定して呼び出します。
予約管理システムの要件定義書を作って
/skill:ja-design-docs 既存のコードから画面一覧を作って
しくみ
pi-ja は Pi の拡張(extension)とスキル(skill)を 1 つにまとめたパッケージです。Pi 本体には手を入れていません。
flowchart LR
U[ユーザーの入力] --> P[Pi]
subgraph pi-ja
E[拡張 ja.ts]
S[スキル ja-design-docs]
end
E -- 日本語のルールを追加 --> SP[システムプロンプト]
E -- 表示を日本語に --> UI[起動画面・ステータス行]
S -- 設計書の雛形 --> SP
P --> SP --> M[AI モデル]
- ルールは、システムプロンプトのセクションを 1 つ足す形で入れています。プロンプト全体を書き換えないので、ほかの拡張と一緒に使えます。
/ja offにするとルールが外れ、画面表示も Pi の標準に戻ります。この設定はセッションに保存されます。
インストール
Pi 1.0 以降が必要です。
pi install npm:@lanitech/pi-ja
プロジェクトだけに入れる場合は -l を付けます。
pi install -l npm:@lanitech/pi-ja
外すときは次のコマンドです。
pi remove npm:@lanitech/pi-ja
コマンド
スラッシュコマンドは英語のままにしています。
| コマンド | 内容 |
|---|---|
/ja |
今の状態を表示 |
/ja on / /ja off |
日本語モードの切り替え(セッションに保存) |
/ja keys |
操作の一覧を日本語で表示 |
/ja rules |
システムプロンプトに追加しているルールを表示 |
日本語にならないところ
pi-ja は Pi 本体の内部を書き換えない方針にしているため、メニュー、/ コマンドの説明文、設定画面の文言は英語のままです。
そこまで日本語にしたい場合は、画面を翻訳する pi-di18n と一緒に入れて使えます(pi-di18n 0.2.1 で確認)。pi-di18n が画面の文言を、pi-ja が AI の作業のルールと設計書を受け持ちます。一緒に入れた場合、pi-ja の日本語ルール・/ja コマンド・ステータス行は動きますが、pi-ja の起動ヘッダーは表示されません。
ライセンス
MIT
作者
AI駆動開発の進め方をまとめた AI駆動開発 実践ガイド も公開しています。